5月12日、来週のヤゴ救出大作戦を前に環境ネットワークの木村重夫さん、木村昌子さんのお二人に事前授業をしていただきました。
スクリーンにヤゴ救いの様子が映し出されています。
「ヤゴって何か知ってる?」の質問。子どもたちは口々に答えます。「そうトンボのあかちゃんだね」
「プールが終わったあと、秋から冬の間のプールはどうなっているかな?」「濁っている」
「ギンヤンマの一生」の紙芝居を見ます。トンボは種類によって卵の産み方が違います。ギンヤンマは水草などの茎に卵を産み付けます。小さいうちはザリガニや他の生き物に食べられる側ですが、大きくなってくると小魚やオタマジャクシ、アカムシを食べる側に変わります。6月の暑い日の明け方羽化します。

ヤゴはプールのどこにいるでしょう? 実は一番底の方にいます。ですから当日までに先生方が少しずつ水を抜いて水位を下げます。
当日は網を持った人が底をぐぐぐっとすくい、丁寧にプールのオーバーフローの溝に上げます。プールサイドの児童が泥や落ち葉の間のヤゴを探してお皿の中に入れます。10匹になったら記録係に持っていき「アカネ」「ヤンマ」と書かれたバケツに入れて正の字で記録していきます。今年はたくさん獲れるかな。


ヤゴを飼う人はペットボトルをカットした入れ物に羽化台の木を立てるなどして準備をしましょう。エサのアカムシは釣具屋さんなどで手に入ります。無事に羽化してトンボになりますように。

当日の服装や準備、怪我・傷がある人はプールには入れない等の注意もありました。
最後に担任の先生は「この地域にはヤゴが住める豊かな環境があります。でも救ってあげないとプール清掃で流され死んでしまいます」と、ヤゴ救いの意義のお話で締めくくりました。
木村重夫様、木村昌子様 来週もどうぞよろしくお願いいたします。
by源
posted by あん子応援団 at 16:20|
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