今年度第1回目の活動は、学校や学校支援本部のご協力の中、総勢80名で開催されました。
【牛乳パックで万華鏡作り】
今年度も、前半・後半の2回に分け、会場も2つ設け、学年ごとに席を離して実施しました。


今回取り組んだのは「牛乳パックで万華鏡」
材料は、牛乳パック、銀の折り紙、コピー用紙
道具は、ハサミ、セロテープ、両面テープ、水性ペン
と、かなりお手軽で思い立ったらどのご家庭でも挑戦できそうなものでできているのも、今回の工作の魅力の一つ!
最初にハサミで牛乳パックの糊しろ部分だけ切り落とし、四角を内側に折り込みセロテープで固定。細長い家の様な形状を作ります。
前半の低学年は硬い牛乳パックを切るのに苦戦。手を切らないかドキドキハラハラ。
次にこの万華鏡作りの最難関かつ、肝となる鏡面作り。銀紙を両面テープで牛乳パックに貼り付けます。シワがよらない様に一面一面ゆっくりと、慎重に…。できた!!

ここまで来れば後はお楽しみタイム

コピー紙に好きな模様を描く時間!!
反射させるため、できれば濃いめにハッキリと模様を描くのがポイント
と、アドバイスしたものの、そこはさすが子どもたち。大人のアドバイスそっちのけで自由な発想で描いていきます。

ここが一番ひとりひとりの個性を感じた瞬間でした。
時間が押していようが関係ない!
ゆっくりじっくり丁寧に描く子、
すごいスピードで線を縦横無尽に描く子
ストーリーを語りながら絵を仕上げる子
文章を模様として書く子?!
大人の予想の斜め上を軽やかに超えていく瞬間に出会えるのが、こういう時間に関わる1番の醍醐味だな、としみじみ感じた瞬間でした。
そしてできた模様を内側にして、牛乳パックに巻き付けて、セロテープで固定。
この紙をスライドさせるのでキツすぎず、ゆるすぎずの丁度よい力加減で貼るのがコツ。
時間が余った子は外側もおしゃれに絵を描き描き…

そして、待望の、万華鏡タイム!
簡単な材料で思った以上の世界が広がるのがこの万華鏡の魅力。通常の万華鏡の様に回すのではなく、スライドさせて変化する模様に子どもたちの驚きの声と笑顔を見た瞬間、心の中でガッツポーズが出たのは言うまでもありません。

紙と描画材さえあれば、色んなバージョンができるので、おウチに持ち帰ってぜひ他の模様も試してもらえたらと思います。
今回参加できなかった方も、手軽な材料なので、ぜひ、ご家庭でも挑戦して頂ければと。銀の折り紙も多少反射は弱くなりますが、アルミホイルでも代用できます。
切る、折る、貼る、描く、基本の四つを網羅している今回の工作。
意外だったのは土台の鏡面仕上げに一番苦戦すると予測していた大人たちの予想とは違い、描く時間に重きを割く子どもたちがいっぱいいたことでした。
やってみないと、わからない。
覗いてみないとわからない。
シンプルながらとても大事な問いかけと学び、作ることの喜びが感じられた良いワークショップにもなったのではと思います。
材料の準備など、ご協力してくださった保護者の皆様にも感謝いたします。
【本とも・おはなし会】
1〜5年の本好きなお子さん6人が参加。図書室で自由に本を選び、読書して過ごしました。低学年のお子さんが「かいけつゾロリ」を読みたくて探すのですが見つからず、高学年のお子さんに聞いてみたら、少年文庫サイズのゾロリをすっと出してくれました。さすがです!
10時半から11時までは、地域ボランティアによるおはなし会を開催。子どもたちはよく聞いてくれて、いろいろお話もしてくれ楽しい時間になりました。

絵本「はっきょい どーん」、大型絵本「おじさんのかさ」、絵本「このあいだになにがあった ?」、大型紙芝居 「おとうさん」 (スマトラの民話より)のプログラムを皆で楽しみました。
(by 眞・平)
posted by あん子応援団 at 09:00|
わくサタ