2024年06月30日

◆ 朝の読み聞かせ

1学期の読書旬間が行われました。
朝の時間や中休み、教室で本を読む子どもたちの姿がみられます。
松庵小の子どもたちは、
身体を動かすことも大好きなら、
本を読むことも大好きです。

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子どもが育つための栄養素はいくつもあります。
本を読んで、
新たな世界の扉を開いたり、
空想の世界に羽ばたいたり、
疑似体験に胸を踊らせたり、
苦しくなるような感情を経験したり、
それも大切な栄養素のひとつ。
そして、伸びゆく子ども生来の欲求のようにも感じます。

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読書習慣を大切にする松庵小の読書旬間。
そこに全学年でボランティアによる読み聞かせが行われました。
保護者だったり地域の人だったり。
絵本だったり素話だったり。
しばしの幸福で豊かな時間です。

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読む力とともに、聴く力を育てる読み聞かせ。
今身につけることが難しく、
かつ重要視されているすべての学力の基本でもありますね。

(by花)
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2024年06月27日

◆ 3年生社会科「杉並区の農業」

足を伸ばせば畑にお邪魔できる環境は特筆。
区内でもなかなかありません。
1年生2年生ともに、虫取りでご協力いただいている、
「窪田ファーム」さんに、
3年生は農業を学びに畑を訪問しています。

例年通りお話を聞いて、実際に畑の作物をみせていただく予定でしたが、
あいにくの雨となり、
窪田さんに教室まで出張授業をしていただきました。
「1年間の仕事の流れ」
「1日の仕事の流れ」を聞いた後、
お店に並ぶ前の野菜や、珍しい形をした野菜を実際に見せていただきました。

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その後、
化学肥料や農薬を使用しない、
「窪田ファーム」ならではの特長をおしえていただきます。
天気や雨量など自然の力を信じて任せ、
畑の中のいろいろな生き物を大切にして
助けを借りて、自然を育て、
自然をいただく・・・
語る窪田さんの表情は穏やかで、
けれど凛とした力強いものでした。

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私たちが忘れてしまっているもの、
勘違いしていること、
あるのかもしれない・・・

大人の方にも聞いていただきたい貴重な授業となりました。
例年とは異なる教室の授業でしたが、
じっくりお話をうかがえる違った良さがありました。
どちらの準備もしていいただいた窪田さんに、
感謝したいと思います。
ありがいうございました。
恵まれた環境にも感謝ですね。

(by花)


かわいい花さんからこぼれ話

例年、地域のボランティアが引率をおこなってきましたが、
今回「チョコあん」で保護者募集を行いました。
実際は雨となりましたので、
お手伝いはなくなりましたが、
ご希望の方には参観をしていただきました。
コロナ以降、参観の機会が少ない中、
保護者の方にも、松庵小が行っている、
他校では経験できない授業を見ていただけたらと思います。
また、チョコあん募集やりますね!
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2024年06月24日

◆ 2年生 町たんけん

5月に町を歩いた2年生が、
どんなお店なの?
どんなお仕事をしているのかな?
どんな気持ちで働いているのだろう?
と3軒のお店や施設を選んでグループで訪問しました。

引率してくださったのは、
保護者や地域のボランティア20人です。

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2年生でも、「松庵小の顔」として、
町へ出て行くのです。
先生方が子どもたちに話をして、
しっかりと自覚を促して送り出します。
子どもたちはマナーを守って
インタビュー、
大役を果たしました。

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お忙しい中ご協力いただいたのは下記の13軒です。
接客もある中、
お店を見学、説明、また質問にも答えていただきました。
丁寧なご対応、心より感謝いたします。

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クリエイト
オオゼキ
デイリーヤマザキ
あすもベビーホーム
パン工房ひまわり
越後鶴屋
マカロンエショコラ
高橋菓子店
サイクルあさひ
ロータス
松庵文庫
クリーニング林商会
玉成幼稚園

さぁ、これを担任の先生方のご指導のもと、
しっかりまとめて2学期に継続、
「わたしの町はっけん」!

(by花)


かわいい花さんからここも聞いて

13軒の訪問先と交渉したのは、あん子応援団事務局。
担当をきめて日時を問い合わせ、
注意事項を確認し、
お礼状を届けて聞き取りをおこないます。
この作業は先生方でなくてもできる、
逆に地域に詳しいあん子に適したお仕事。
そうすることで、
先生もお店の方も、子どもたちも、
私たちも気持ちよく有意義な「町たんけん」が実施できます。
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2024年06月18日

◆ 3年生 はじめての書写

教えてくださるのは、
台東区立書道博物館館長
鍋島 稲子先生です。

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道具の出し入れも含めて、
難易度の高い書写。
特に書き初めは本人だけでなく、
難行というご家庭もあるのではないでしょうか。

何事も最初が肝心。
苦手意識を面白そうな初めての体験に変える、
鍋島マジックのはじまり はじまり。

筆、炭、硯など道具の説明も、
クイズ形式で、
いろいろな種類を見せてくださり、
みんな興味津々です。

筆を下ろして「一」という字を書く段になると、
いつもはにぎやかな3年生の教室に、
緊張感は静寂が張りつめます。
背筋を伸ばして心を落ち着かせ、
江戸時代から続く伝統文化に挑戦しました。

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すべての漢字の基本「一」を5本書いた後は、
お清書で「一」「二」を仕上げました。
「書くこと」が大切なだけでなく、
それに至る準備、心の整頓が大切という、
いつもの授業とは違う部分をストレッチした気分です。

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しっかりとした字が書けていました。
字をみると今の心の持ちようが少しのぞけます。
一年に一回ですが、
貴重な時間となりました。
鍋島先生ありがとうございました。

(by花)
posted by あん子応援団 at 10:00| 事務局からのお知らせ

2024年06月07日

◆ 6年生 模擬選挙

杉並区の選挙管理委員会の全面的なご協力のもと、実際の選挙さながらに投開票について体験的に学ぶ模擬選挙の授業を行いました。
この授業を行うに先立ち、6年生には松庵区長選挙の選挙公報が配られています。
そこにはそれぞれの候補者のマニフェストが書かれているので、しっかり読み込み候補者を選んだ上で、当日の授業に臨みました。

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松庵小学校は実際の選挙の際に投票所になります。その時に使う本物の記載台や投票箱など一式をお借りし、体育館で実際の選挙同様の模擬投票所を設営していただきました。
私たちが通常経験するのは投票だけですが、投票後に行われる開票作業についても体験させていただきました。

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選挙管理委員会の方々から、お話もたくさん伺いました。
投票用紙にもいろいろと秘密があり、鉛筆でも書きやすく、書き心地が良い。それだけでなく、半分に折って投票箱に入れても、すぐに開くようになってるので、開票作業がスムーズになる。そしてちょっとやそっとでは破れない特殊な紙を採用しているのだそうです。
また、投票所に1番乗りして最初に投票する人は、立会人と一緒に投票箱が空であることを確認し鍵を閉める、という大事な役割があるそうです。これも一つの貴重な経験になりますね。
杉並区の区長選挙の投票率はたいてい30%前後とのこと。今回の模擬選挙に当てはめると、約1クラス弱の人しか投票に来ていないことになります。
少ない人数の意志だけで区全体の長を決めてしまっていいのでしょうか……選挙の大切さを考えるよい機会になりました。

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松庵小学校で模擬選挙の授業が初めて行われたのは、2018年の2月のことでした。あれから6年が経ちその時の彼らは全員18歳成人を迎えました。
そして今年の7月には東京都知事選挙が行われます。まだ近隣に在住であれば、変わらない体育館や校舎を懐かしみながら、ぜひ投票に来てほしいです。

(by箱)
posted by あん子応援団 at 16:00| 事務局からのお知らせ

2024年06月01日

◆ あん子ちゃん 海をこえる

韓国の国や地方の教育委員会の方20名が、
通訳の方と一緒に来校されました。

テーマ「地域学校地域協働活動、都市再生」
あん子応援団の話が聞きたいというのです。
これまでもお話聞かせてという機会はありましたが、
外国からははじめてでした。
「あん子応援団」という言葉も使い、
ピンポイントのお話だったとのこと。

それぞれのテーマで、
関東近県の高校1校、
小学校3校の中に選んでいただきました。

杉並区教育委員会の皆さん7名、
いっぱいの会議室。
まずは、校長先生の
「こんにちは 안녕하세요(アンニョンハセヨ)」で
はじまるご挨拶で場が和みます。(さすが!)
韓国の行政機関の方からのご挨拶があり、
さぁ 順番がまわってきました。

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通訳がいらっしゃるとはいえ、
何を、どのように、どのくらいの長さで、どんな速度で?お話すればよいのか、
悩むところです。
まずは「はじまりの動画」5分短縮版。
言葉か通じなくても、
(その間も通訳がはいりましたが)
沢山のボランティアが学校を愛して活動していることが伝わると思いました。

その後、パワーポイントを使ってあん子応援団の説明をしました。
こちらはひとつひとつ訳していただきながら、
理解していただくことを目的に丁寧に行いました。
メモをとりながら、熱心にきいてくださいましたし、
通訳の方のお力でしょう、笑い声も満ちて温かい雰囲気です。

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説明後矢継ぎ早に質問があり、
内容によっては校長先生、教育委員会の方にも答えていただきながら、
約1時間半が終了しました。
その後は校内見学。
「あん子部屋」のリクエストがあるとは予想しておらず(汗)
「活動を考えると3倍の広さでもいいですね」(やった〜)
校庭を見学して「さようなら 안녕히 가세요(アンニョヒ カセヨ)」
みなさん、にこやかで、
個人的に声をかけてくださった方は「すごい」と日本語で。

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見送りながらも片付けながらも、
どれだけ伝わったのか?
「日本の地域協働」の様子をお話しするのが、
私で間違っていなかったのか、
自信がありません・・・

ただよかったことは、
お話をいただいてからひと月、
準備する時間がとても貴重だったということです。

あん子で活動してくださっている、
いろいろな人の顔を思い浮かべながら、
資料を作成している時間。

あん子応援団てなんだろう?
なぜ活動している人たちも、
子どもたちも先生も、
笑顔でいるんだろう?

「私」があん子さんをやっているのはなぜなんだろう?

会議室で準備をしていると、
子どもたちが数人のぞきにきました。
「インタビューは?してないの?韓国の人がくるんでしょう?」
連日、先生方も「頑張って」と応援してくださったなぁ。
「お疲れさまでした」と言ってくれたなぁ。

あ、私 幸せかも。

(by花)


★Special thanks

短い時間の中で快くやってくれた、
動画の短縮版作成
会議室の飾りつけ
当日のお手伝い
心からの声援
あん子事務局のみんな ありがとう!

心をくだき、
準備に奔走してくださった副校長先生、
ありがとうございました。

次は何をする?
posted by あん子応援団 at 17:00| 事務局からのお知らせ