"姿を変える大豆" という
国語の授業で、
大豆の種まきから
収穫までを行ってきました。
そして、この日は
大豆を豆腐に変える体験授業です。

まず、子どもたちは
4〜5人の班に別れ、
豆乳を煮立てて、
にがりを加える作業を行いました。

初めて火を扱う授業です。
慎重に、温度を計りながら
鍋の中の豆乳が
焦げないように順番に混ぜ、
声を掛け合い、協力して
作業を進めていました。

豆乳が固まる15〜20分の間で、
栄養士の先生方が、
乾燥した大豆から豆腐が出来るまでを、
段階ごとに材料を差し替えながら
見せてくれました。

一晩浸けた大豆をミキサーで潰し、
濾して豆乳とおからに分けます。
にがりを加え
子どもたちが毎日飲んでいる
牛乳のパックを、
水分が抜けるような容器にして、
流し込み固めるまでです。
子どもたちは、
歓声をあげたりして
前のめりで見ていました。

先生が質問をすると、
水で戻すと枝豆の形に似ていることや、
濾して残った物がおからだと
思い出すように答えていました。

いよいよ試食です。
鍋の蓋を開ける時は、
みんな固まっているか
ドキドキしていたようです。
カウントダウンをして
蓋を開けている班もありました。
出来上がりは、
トロトロとした物が少しある
汁のような状態です。
想像とはちょっと違ったでしょうか…

そのものの味を
味わってほしいということで、
醤油などかけずに食べました。
おかわりをする子、
なかなか箸が進まない子様々でしたが、
味のことや
お店で売っている豆腐のことなど、
色々な感想を言い合っていました。
一年かけて勉強してきた大豆の集大成。
安チエ、ヒ。「ウレ、キ、ッウリ、ル、ソ、ホ、マ、
栄養士の先生方が、
子どもたちの豆腐作りの
準備はもちろん、
本格的な豆腐作りを
時間内に分かりやすく
見せてあげられるようにと
試行錯誤し、長い時間をかけて
準備をしてくださった
おかげだと思います。
本当にたくさんの食品に
姿を変える大豆
その万能ぶりを私も
再認識いたしました。
(by 三)