この茶道体験教室も、私が関わって10年になります。体験する子どもたちは5年生から4年生に変わり、コロナ禍を経て体験の内容も少しずつ変わってきました。でも、周りの人を大切に想う心、設えられた空間で静かに集中する時間はしっかりと引き継がれています。
講師の先生のお点前を身を乗り出すように見つめる子、真剣に茶筅を動かす子、今年も日常と違った静寂の中で先生方の想いをしっかりと感じてくれたのではないでしょうか。
授業の最後には
「自分で点てたお茶は美味しかった」
「昔の時代を体験したような気分になった」
「お菓子とお茶が美味しかった」
「なぜ、お湯のポットを左手で持つの?」
など等、様々な質問や感想が飛び出しました。
茶道体験授業開始から変わらず講師として子どもたちをご指導くださっている橋爪先生、風間先生、子どもたちがしっかりと授業に取り組めるようご準備くださった担任の先生方、前日の準備、当日の授業補助、片付けまでご協力くださったあん子の皆さん、ありがとうございました。
(by平)