2025年03月03日

◆ 1年生 6年生 国際理解教育

ピッポファミリークラブの方々にお越しいただき、1年生と6年生それぞれ別の時間で、
海外の生活について話を聞いたり、ゲームをしたりして、色々な言語に触れる機会を持ちました。

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今回来てくださったのは、アメリカ、フランス、韓国、タイ、ドイツ、メキシコ、 モンゴル、トルコの8か国に行ったことのある方々。

3択クイズでは、ヒンドゥー語で「こしょう」を何と言うか(答えは「ピリピリマンガ」)、中国語で「ふたご」を何と言うか(答えは「しょうぼうしゃ」)など、日本語に似た言葉があることも知りました。
実は6年生の中に中国語の話せる子がいるので、「ふたご」の答えはみんなこっそりその子を見て手を挙げていました。当然ほぼ全員正解し、何も知らないヒッポの方々がびっくりする場面もありました。

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タイのお話を聞かせてくれたのは、タイ人で日本に留学中の高校生、シンスさんです。タイはどんな国なのか、日本と違うところ、似ているところなど、日本語でいろいろと教えてくれました。初めて聞く外国の話に、こどもたちは興味津々でした。
質疑応答の際には、6年生がシンスさんに質問すると、言葉がちょっとむずかしかったのか、うまく伝えることができませんでした。すると周りの子たちが別の言葉に言い換えるなど助け舟を出してくれて、しっかり伝えることができました。

また、8か国に分かれて写真や動画を見せてもらいながら、それぞれの国について色々なお話を聞き、聞いた後でその話をみんなで共有しました。
実際にその国に行って見てきたお話は、とても臨場感があって興味深く、子どもたちはどのグループも前のめりでお話を聞いていました。

ゲームでは、まず全員で大きなひとつの輪をつくり曲に合わせて踊ります。曲が止まったら、ヒッポの方が自分の国の言葉で10数えるので、みんなで復唱しながらそれを覚えます。次にヒッポの方が好きな数字を1つ言ったら、その人数でまとまって座わります。残った人が負けですが、最後はヒッポの方の国の言葉で「がんばれー」のエールを送り終わります。途中、6年生の中国語の話せる子が急遽抜擢されました。中国語で10数えた後、好きな数字「10!」と言い、10人グループを作ろうとみんな奔走し、大盛り上がりでした。

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絵本でおなじみの「おおきなかぶ」。ヒンドゥー語で「バリバリサリジャー」と言うそうです。そしてかぶを抜くときの「うんとこしょ、どっこいしょ」は「エットゥーティンチャー」。
ヒッポの方々の寸劇をしてくれたのですが、物語が進むにつれ、観ていた子どもたちも「エットゥーティンチャー!」「エットゥーティンチャー!」と自然に声が出てきます。寸劇が終わると、やってみたいと手を挙げた子どもたちで寸劇をしました。1年生も6年生も突然の寸劇にも関わらず、上手に演じることができ感心しました。

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いろんな国があり、いろんな言語があり、似ているところやまったく異なるところもある。
少し年上のお兄さんやお姉さんの実体験を聞いたり、一緒にゲームをしたりすることで、遠い国のことを身近に感じることができました。

(by箱)
posted by あん子応援団 at 11:00| 事務局からのお知らせ