校庭ではやぎのしょうちゃん あんちゃんがのびりと、
春の日差しをあびています。
静まり返った校舎に、
間もなく元気な声がもどってきても、
あの6年生の姿はない・・・。

背筋を伸ばして卒業証書をうけとる姿は、
正装に真面目な顔がしっくりくる「卒業生」でした。
大人びた表情に感激しながらも、
時折、6年前の小さなる姿が見え隠れしてほっとします。
会場全体が穏やかで荘厳な雰囲気に包まれた卒業式でした。

大人になるために、
辛い時があり、苦しさ悔しさに流す涙があったとしても、
ふりかえると幸せで満ち足りた小学生時代がある。
自信なさげなその顔に、
笑顔でこたえる私たちがいること、
忘れないでね。

6年間幸せな時間と空間を共有させてくれてありがとう。
最高の6年生です。
(by花)