という子どもだほとんど。
何事もスタートは大切です。
「たいへんだなぁ」「いやだなぁ」という気持ちを緩和する、
強力な助っ人をお願いしました。
台東区立書道博物館 館長の鍋島稲子先生です。
新聞紙を敷いて道具を出すところからなのですが、
その前に、
先生「これはなんの毛だと思いますか?」
3年生「牛〜」「羊」「馬?」
というクイズからスタートです。
初心者に相応しい固さから「馬」の毛が正解ですが、
その他にも羊や鶏、七面鳥、
果ては健やかな成長を祝ってはじめての散髪で作る人の毛など、
実物をみせていただきました。
墨は?硯は?
とやりとりをしながら一通り説明をしていただいたあと、
お道具を並べ、いざ、墨汁へ・・・
墨汁による惨事(笑)を回避するべく、
自然と子どもたちは緊張し、
動作が慎重になっていきました。
漢字の基本「一(いち)」を練習し、
最後には「一」「二」の清書を仕上げました。
普段の授業とは違う「静謐」を味わえることも、
書道の醍醐味です。
楽しく参加するクイズから、
自分自身と向き合う個人の時間へとの
流れも素晴らしく、
真剣な顔で挑戦する子どもたちの姿は清々しいようでした。
片付けはまた大変。
はじめてのことですから当然です。
頑張りました!
これから何年も続く書写の授業です。
印象が違うものになったことでしょう。
鍋島マジック、さすがです。
(by花)

教室にいかれた時は、
成果をご覧ください。
家庭でも普段の学校生活でも見られない、
お子さまの一面を想像していただきたいと思います