2025年05月30日

◆ 3年生 はじめての書写

筆はもちろん、習字道具に触るのもはじめて、
という子どもだほとんど。
何事もスタートは大切です。
「たいへんだなぁ」「いやだなぁ」という気持ちを緩和する、
強力な助っ人をお願いしました。
台東区立書道博物館 館長の鍋島稲子先生です。

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新聞紙を敷いて道具を出すところからなのですが、
その前に、
先生「これはなんの毛だと思いますか?」
3年生「牛〜」「羊」「馬?」
というクイズからスタートです。

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初心者に相応しい固さから「馬」の毛が正解ですが、
その他にも羊や鶏、七面鳥、
果ては健やかな成長を祝ってはじめての散髪で作る人の毛など、
実物をみせていただきました。
墨は?硯は?
とやりとりをしながら一通り説明をしていただいたあと、
お道具を並べ、いざ、墨汁へ・・・
墨汁による惨事(笑)を回避するべく、
自然と子どもたちは緊張し、
動作が慎重になっていきました。

漢字の基本「一(いち)」を練習し、
最後には「一」「二」の清書を仕上げました。

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普段の授業とは違う「静謐」を味わえることも、
書道の醍醐味です。
楽しく参加するクイズから、
自分自身と向き合う個人の時間へとの
流れも素晴らしく、
真剣な顔で挑戦する子どもたちの姿は清々しいようでした。

片付けはまた大変。
はじめてのことですから当然です。
頑張りました!

これから何年も続く書写の授業です。
印象が違うものになったことでしょう。
鍋島マジック、さすがです。

(by花)

かわいい花さんから保護者の皆様へ

教室にいかれた時は、
成果をご覧ください。
家庭でも普段の学校生活でも見られない、
お子さまの一面を想像していただきたいと思います
posted by あん子応援団 at 16:00| 事務局からのお知らせ

2025年05月26日

◆ 3年生「ヤゴ救出大作戦」

5月20日(火)2、3時間目
今日は待望のヤゴ救出大作戦の日。

前日の肌寒い日とは一転、快晴になりぐんぐん気温が上がりました。風が吹いていたのが幸いでした。

プール開き前の掃除で流されてしまうヤゴ。その前にヤゴの命を救い育ててトンボに羽化させること。それがヤゴ救出大作戦です。

会議室でボランティア18名の方に今日子どもたちにどんな手助けが必要なのか、環境ネットワークの木村さんが説明してくださいます。
プールサイドで採ったヤゴをカウントして記録したり、子どもと一緒にヤゴを探す係。
プールの中に入りタモの使い方や子どもが安全に動けるように見守る人。

たくさんの保護者や地域のボランティアが活動します。

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プールサイドに移動して、採ったヤゴを入れるお皿や網を並べて再度各担当の役割を確認。

担任の先生から「ヤゴを救うぞ。おー!」の掛け声でスタートしました。

最初は赤帽の子どもたちがプールに入ります。「始め」の合図で一斉にプールの底の落ち葉や泥を網ですくいあげます。プールサイドの白帽の子どもたちはオーバーフローの溝に置いた落ち葉の間からヤゴを探します。「あっ、いた。大きい。ヤンマだ!」「あれ何?」

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「アカネはまだ小さいものが多いね」「このお尻のかたちや毛が多いのはシオカラトンボかな」とボランティアの方の説明。最初は「手が汚れちゃう」とこわごわ見ていた子どもも次第に積極的に手を出します。そしてすばしっこいアカネのヤゴを嬉しそうに捕まえました。

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「水から上がって〜」の声に名残惜し気にプールから出ます。次は白帽の子どもたちの番。水のみ休憩をはさんでまたプールに入りました。

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2回目は前よりうまくできたかな?

今日はアカネ1014、ヤンマ379 その他246 合わせて1639頭のヤゴを救うことができました。3年生の教室で飼ったり持ち帰ったり。残ったヤゴの一部はヤゴを育てる里親を申し込んだ子どもたちが持ち帰りました。一匹でも多くトンボになって大空を飛べますように。

環境ネットワークの皆様 ボランティアの保護者や地域の皆様ありがとうございました。

(by源)
posted by あん子応援団 at 10:05| 事務局からのお知らせ

2025年05月24日

◆ 朝の居場所

早朝に出勤するご家庭でも、
安心して子どもを送り出せるよう、
朝遊びの時間を設けています。

何より、
ひととき遊びに興じることのできる子どもたちが楽しそう。
5月から1年生も加わり、
校庭では異学年交流の場にもなっています。

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身体を動かすことで、
リラックスし、気分爽快、
授業のはじまりがスムースですね。

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そんな子どもたちを見守る「朝遊び見守り隊」の皆さん。
今年度のスタートにあたって、
新たなメンバーの登録もあり、
校庭ではミーティングを行っていました。

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勿論、
あん子のボランティアですから、
保護者、地域入り交じり、
こちらもちょっとした異世代交流です。
いろいろな年齢、立場の人との関わりは、
心身ともに健全に。

支えることで支えられる、
笑顔をプレゼントすることで笑顔をもらえる、
そんな経験、してみませんか?

ご興味のある方は、あん子応援団Shoan.anko@gmailまで!
見学や体験もできます。
posted by あん子応援団 at 10:30| 事務局からのお知らせ

2025年05月22日

◆ しょうちゃんあんちゃんお誕生日会

5月19日(月)、20日(火)のお昼休みに飼育委員さんによる「しょうちゃんあんちゃんお誕生日会」が開催されました。

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19日のお誕生日会にお邪魔させてもらった様子をご報告します。
お昼休みが始まるとしょうちゃんあんちゃんを飼育委員さんがお迎えに来てくれました。
わかっているかのように早く出してと戸の前で待っています、

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リードを付けてもらい朝礼台の前へ向かいます。途中途中で草をむしゃむしゃしながら。
到着し、いよいよお誕生日会の始まりです。
飼育委員さんの司会と掛け声から始まりました。 しょうちゃんあんちゃんおめでとう。

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子どもたちに囲まれて、ワラや葉っぱをもらい嬉しそうです。
ブラッシングや撫でてもらい幸せな時間です。

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最後は飼育委員さんたちが小屋までお見送り。

飼育委員さん、お世話担当の4年生の皆さん、いつもありがとうございます!

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しょうちゃんあんちゃんは今年で8歳になりました。 人間にすると50歳〜60歳くらいとか。
3ヶ月で松庵小に来てから、たくさんの人たちに見守られ可愛がってもらってきました。
これからも皆でしょうちゃんあんちゃんを見守っていきましょう。

そして、これからもしょうちゃんあんちゃんにとって過ごしやすく幸せな時間の毎日でありますように。
posted by あん子応援団 at 16:00| いきもの係りボランティア

2025年05月19日

◆ 防犯・防災A

土曜公開が行われ、沢山の保護者が来校しました。
あいにくの悪天候の中、
正門には「門番レンジャー」が立ちました。

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門番レンジャー(安全支援隊)は平日にシフトを組んで、
来校者、来校業者、車両の応対をしています。
この日はイレギュラーでしたが、
学校からの依頼で、
8時半〜12時まで、
切れ目なくボランティアが立ちました。
不審者に立ち向かうことはできませんが、
立っているだけで、「こんにちは」と声をかけるだけで、
安心安全レベルがアップしますね。

子どもが安心できる環境作りのために
保護者の方でも地域の方でも、
メンバーに加わってください。

(by花)
posted by あん子応援団 at 13:00| 事務局からのお知らせ

2025年05月18日

◆ 夏まつりに向けて

卒業生の思い出1
「松庵親子夏まつり」準備が始まっています。
今年度、
運営収支の厳しさ、
人手不足、
を改善するために、
リューアルすることとなりました。

昨年来、
お祭りを継続するためにはどうしたらよいか、
検討を重ねてきました。
(実はそこまで逼迫しています)

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松庵小のお祭りは
町会をはじめとした地域の各団体や、
学校、PTAみんなが力を合せて行う、
最も大きなイベントです。
長きにわたって決まった形、やり方で実施してきましたが、
よい機会ととらえ、
新たな一歩を踏み出す年として、
アイデアを出し合いながら、
あと2月活動していきたいと思います!
お楽しみに〜

(by花)
posted by あん子応援団 at 18:18| 事務局からのお知らせ

2025年05月17日

◆ 防犯・防災@

町で声をかけられました。
「久しぶり、○○です」
地域にお住まいの、
松庵小震災救援所のメンバー○○さんでした。
学校で行われた訓練でお目にかかって以来。
「今年もまたよろしく」

お店で声をかけられました。
「動画見ましたよ」
公開したばかりのあん子応援団「はじまりの会」動画。
「え?もしかして△△くんのお母さんですか?」
保護者の方とは知らずに顔見知りになっていたのです。

「孫と動画を見ました」
という連絡もいただきました。
お孫さんが入学までまだありますが、
褒めていただいた「温かい笑顔」のリレーができたら嬉しいです。

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学校舞台に事件が起こり、
子どもたちをどう守っていけばいいのか、
戸惑うばかりです。
けれど、防犯も防災も、
私たちの最大の防御は、
地域で声かけのできる、
ゆるやかなネットワーク。
そんなことを感じます。

(by花)

注)!

震度5強以上の地震が発生した場合、
学校は避難所になります。
その運営をどうするか、
平時に考えているのが「震災救援所運営連絡会」です。
年に一回訓練を行っています。
posted by あん子応援団 at 14:15| 事務局からのお知らせ

2025年05月16日

◆ やご救出大作戦 事前授業 3年生

5月12日、来週のヤゴ救出大作戦を前に環境ネットワークの木村重夫さん、木村昌子さんのお二人に事前授業をしていただきました。
スクリーンにヤゴ救いの様子が映し出されています。
「ヤゴって何か知ってる?」の質問。子どもたちは口々に答えます。「そうトンボのあかちゃんだね」
「プールが終わったあと、秋から冬の間のプールはどうなっているかな?」「濁っている」
「ギンヤンマの一生」の紙芝居を見ます。トンボは種類によって卵の産み方が違います。ギンヤンマは水草などの茎に卵を産み付けます。小さいうちはザリガニや他の生き物に食べられる側ですが、大きくなってくると小魚やオタマジャクシ、アカムシを食べる側に変わります。6月の暑い日の明け方羽化します。

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ヤゴはプールのどこにいるでしょう? 実は一番底の方にいます。ですから当日までに先生方が少しずつ水を抜いて水位を下げます。
当日は網を持った人が底をぐぐぐっとすくい、丁寧にプールのオーバーフローの溝に上げます。プールサイドの児童が泥や落ち葉の間のヤゴを探してお皿の中に入れます。10匹になったら記録係に持っていき「アカネ」「ヤンマ」と書かれたバケツに入れて正の字で記録していきます。今年はたくさん獲れるかな。

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ヤゴを飼う人はペットボトルをカットした入れ物に羽化台の木を立てるなどして準備をしましょう。エサのアカムシは釣具屋さんなどで手に入ります。無事に羽化してトンボになりますように。

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当日の服装や準備、怪我・傷がある人はプールには入れない等の注意もありました。
最後に担任の先生は「この地域にはヤゴが住める豊かな環境があります。でも救ってあげないとプール清掃で流され死んでしまいます」と、ヤゴ救いの意義のお話で締めくくりました。
木村重夫様、木村昌子様 来週もどうぞよろしくお願いいたします。

by源
posted by あん子応援団 at 16:20| 事務局からのお知らせ

2025年05月15日

◆ 地域巡り 3年生

5月14日(水)1、2時間目に3年生の地域巡りがありました。
小学校の周辺の隠れた名所!を巡る校外学習です。

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行く先々で「ここ知ってる!」と子どもたちから声が上がるものの、先生の説明を聞いて「知らなかった!」ことがたくさんあったようです。
いつも何気なく歩いている五日市街道が実は江戸時代からあって、農産物の運搬やお花見の行楽等人々に利用されていたこと、窪田さんの蔵は私たちの住む家とは随分形が違っていること、西松会館の表示は左から読むよう配置になっていること等いつもの身近な風景の中に意外な発見のある授業でした。

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子どもの健やかな成長を願って作られた小さなお地蔵様が町のあちこちにちりばめられた西荻窪の町を、子どもたちにももっと好きなってほしいなと願った地域巡りでした。

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事前のルート確認等、様々な準備をしてくださった先生方、子どもたちが安全に歩けるよう付き添ってくださった地域ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。

(by平)
posted by あん子応援団 at 00:00| 事務局からのお知らせ

2025年05月12日

◆ 読みボラ ミーティング

6月にスタートする、
朝の読み聞かせを前に、
学校司書の先生からレクチャーを受けました。

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「自分が面白いと思う本を紹介するつもりで」
という言葉からはじまり、
本の持ち方めくり方など、読み方の基本を教えていただきます。
一番悩むのは選書。
朝の時間なので、
重い本や感化得させる本ではなく、
楽しく一日をにスタートさせることや、
流行に左右されない本を選ぶこと、
色のはっきりした本、言葉遣いに配慮した本、
季節を感じる本、など具体的に。
「困ったときは昔話」に納得。
声をだして何度も練習する、一度は鏡を見てみる、
ゆっくり丁寧に読む・・・等々。

ひとつひとつがとても勉強になりました。

読み聞かせボランティアは、
教室にはいる唯一のボランティアです。
本を呼んでもらうことが好きな子どもたちの様子、
普段とは違う表情を見ることができます。
人の話が聞けること、先々大切な力ですが、
経験を積むことでしか力がつきません。

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ボランティアの存在が、
子どもたちの情緒と学びたいと願う力、
生きる力を育みます。

(by花)
posted by あん子応援団 at 11:40| 読み聞かせボランティア

2025年05月10日

◆ 2年生町たんけんスタート

「私たちの町」で、
働く人たちに焦点をあて、
どんな思いで、何を大事に働いているのかを知っていく、
「町たんけん」
松庵小では、丁寧に3つの段階を経て学びを深めていきます。
今日は、クラスごとに、
どんなお店、施設があるのか見て回りました。

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いつもはとおりすぎるだけだけど、
しっかりと見てみよう。
気付かない素敵な場所がみつかるかも。

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次回は気になった場所について調べてお話を聞きます。
「それを頭において、よく見てください」
担任の先生が大事なことを伝えてくれました。
あん子ボランティアが安全のために付き添います。
横断歩道や道の歩き方、
マナーも学んでね。

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愛され大切にされている、地域社会の一員として、
自覚を促すことになったら嬉しいです。

(by花)
posted by あん子応援団 at 14:00| 事務局からのお知らせ

2025年05月09日

◆ 朝顔の種を植えました

曇り空の下、
自分の鉢をもった子どもたちが昇降口から出てきました。
今日は朝顔の種を植える日。

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重い袋から土を入れたり、
深すぎず浅すぎず3粒の種を植えたり、
肥料を蒔いたり・・・
その鉢を校舎前に並べて、
ペットボトルの水をあげて・・・
完成です。

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一生懸命取り組む1年生を、
担任や副担任の先生が導き、
4人のあん子ボランティアがサポート。
袋をハサミで切ったり、
土を一緒に移したり、
「そのくらいだね」「上手にできてるね」「自分でできるよ」
声をかけ励ましました。

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「今日お水をあげて、終わりでいいですか?」
担任の先生が問いかけると、
「違います」との返答が。
「そうですね。毎朝、土の色を見て、お天気をみて、
自分で考えてお水をあげましょう」

朝顔に名前をつけました。
なるほど。
名前をつけると愛着がわくものです。
自分だけの朝顔。
自分がお世話をしないと枯れてしまいます。
朝顔は一年を通じて1年生にいろいろなことを教えてくれます。

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今日がスタート。
どんな色が咲くかな?
学校に来る楽しみがまてひとつ増えました。

(by花)
posted by あん子応援団 at 11:24| 事務局からのお知らせ