未就学児保護者の皆様を対象にしています。

校長先生は、具体的で分かりやすい内容を、魅力ある語り口でお話されました。
松庵小学校の特色と目指す教育、学校の様子などの後、実際に映像で見ていただきます。
学校支援本部からお話をする時間もいただきました。

区内全小中学校に設置された支援本部ですが、学校同様松庵小の場合は、目指すものかあり、特色のある活動を日々展開しています。
前半は毎日ほぼ同じ話しなのですが、後半は毎日違う取り組みを、具体的な授業をモデルに紹介しました。
18日と22日には、PTA会長の岸本さんも、ご挨拶をしてくださいました。
説明会の後は施設見学です。


1年生や6年生の授業の様子を教室の中に入って見学。

特別教室などを校長先生の説明を受けながら、見て回りました。
(最終日は校長先生が出張の為、副校長先生担当)
最後は広い校庭で「ヤギのポッコ」と「ウサギのモッピー」の小屋で終了。
ある日のこと、終了後の何気ないひと言に、ぎく…
「学校、あついですね」
(今日は確かに天気がいい。暑い。壁面緑化と屋上緑化の話しをしなくては…校舎が古いってことを言ってるのかな?…いやいや、かわらないはずだけど…)
頭の中で様々な言葉がぐるぐる。
私が返答に困っていると、「暑い」ではなく「熱い」とおっしゃっているのだとわかり、大笑い。
「はい、松庵小、確かに熱いです」
5日間のうち2日は、給食試食会を実施。
あん子応援団事務局が、1学期から近隣の幼稚園保育園を回って準備してきました。


校長先生も同席して、ランチルームで美味しい給食をいただいたあと、栄養士の西谷先生がスライドを紹介しながら丁寧に説明。
アレルギー対応や、安全安心に留意した献立や調理課程、食育の充実についてなどなど。
子供たちへの思いのこもった日々の調理の様子がわかります。
参加者のみなさんは熱心にメモをとっておられました。
この「まるごと体験」、とっても沢山の人の手がかかっています。
正門では警備の内村さん、あるいは安全支援隊のみなさんが、にこやかに出迎え。
受付では事務の方々が丁寧な対応。
主事さんはいつものように校舎を清潔に。
受付にも会議室にも、そして試食会のテーブルにも、花と緑のボランティアの方々のいけた花が…

(5日間いつも生き生きとした花があるように、毎日心配りをしてくださいました)
廊下に飾られた食育ボランティア装飾部の掲示には、みなさん足を止めます。
いやいや訂正します。
「ひとの手が関わっている」のは、この日のためではなくて毎日のこと。
松庵小学校での日常です。
先生方もにこやかに挨拶を交わし、子供たちは素直で元気な姿を見せてくれます。
子供を見てわかることこそ、松庵本来の姿だなぁと思います。
そして、なにより自慢したいのは、試食会をお手伝いしてくださった食育ボランティアのみなさん。
(今年は3年生のお母様が多かった)
配膳や片づけの他、一緒のテーブルについて、保護者の先輩として不安なことに答え、松庵小での生活の様子などを懇談。
どんな言葉よりも説得力があります。
穏やかな立ち居振る舞いの中に、歓迎の気持ちが感じられて、そこがまたいいんですよね。
すごい「親善大使」だなぁと感心するばかりです。
さて、帰りがけの参加者のかたのひとこと、ご紹介しましょうか。
「ほんとうにあたたかい学校ですね」
そうなんです。
一番伝えたいことが伝わりました。
みなさま、ありがとうございました。
お陰さまで大成功です。
(by花)