福祉をしっかりと学んでもらおうという、松庵の先生方の基本的な考え方を反映しています。
4年生の点字の授業は、その導入。
ここ数年毎年,藤田身和子さんにきていただき、授業を受けています。
子供たちは調べ学習をしてから授業を受けました。
「点字の事を調べた人はいますか?」
クラスに2、3人ずついました。
「ルイ・ブライユ」という名前でどのクラスでも聞かれました。
シャルル・バルビエが、戦争中暗闇でも相手に伝わる暗号として発明したものを、更に変わりやすく確立した人です。
「みんなの身の回りにも点字があるよ。どこにあるかな?」
という質問にはどんどん手が挙がりました。
みんなよく見ているね。
高田馬場にある「点字図書館」は、宮前図書館とはどう違うの?
みんなの好きなハリーポッターを点字でうったら、何冊になるでしょう?
点字を日本語にしたのは誰?
身近な事柄に結びつけての飽きないお話しの後は、いよいよ点字に挑戦。


点字は紙の裏から穴を開けて、でこぼこをつくって文字にします。
横書きを読むときは左から読む⇒だから裏にしたら右から打つ。
これを理解するのがなかなか難しい。
はじめはとまどった子供たちでしたが、どんどん習得して好きな文字を打っていきました。

藤田さんからひとりひとりにプレゼント。
名前とそれから文章が打ってあります。
さて、なんて書いてあったかな?
点字器は社会福祉協議会から30台を借りました。
藤田さん、今年もありがとうございました。
(by花)