講談の授業がおこなわれました。
早朝から準備がはじまり、
神田山緑先生がお弟子さんを伴い来校。
その声の通ること。
リハーサルの時から魅了されます。
まずは、3大話芸(外に落語と浪曲)のひとつである、
基礎知識をおしえていただきとました。
はりおおぎを使い、
「桃太郎」や「西遊記」に合わせて体験です。
講談のしぐさや掛け声をならったあと、
「講談で自己紹介」に挑戦。
長い口上にも関わらず、
志願した10人の児童の見事なこと!
(練習なしのぶっつけ本番です)
それぞれ自分の言葉をいれるカ所もありながら、
生き生きと演じました。
最後はお待ちかね、
体育館が暗くなる中はじまる
「耳なし芳一」
水を打ったような静けさ、
神田先生の変幻自在な語り口に、
背筋がうっすら寒くなるようなひとときを堪能しました。
元気な4年生とはわかっていましたが、
感性が豊かで表現の好きな子どもたちなのですね。
本物の素晴らしさを教えてくださった神田先生、
またとない機会をいただきました区民センター協議会のみなさま、
心より感謝申し上げます。
(by花)

伝統文化を学ぶ4年生、
今回の授業は皮切り。
1月には「能楽」2月には「茶道」の体験教室がおこなわれます。
子どもたちに継承してほしい日本の文化。
折しも、ユネスコ無形文化遺産に「酒作りの技術」が選ばれました。
感受性の強い小学校時代に触れたことが、
日本の未来を育てることになるやも・・・