中国からきた漢字ですが、3500年前にできたときは動物の骨(肩甲骨)に書かれていました。鹿の肩甲骨を見た子どもたちは大興奮です。3000年前には金属(青銅器)の内側に、2200年前に石になりました。「石が今でも見られるのは?」「お墓!」と元気のよい答えが返ってきました。その後、木→布→紙に書かれるようになりました。
次に絵のような文字が黒板に貼られ、漢字のなりたちクイズが始まりました。
子どもたちの手がたくさん挙がり、一斉に答えます。「やまー!」大正解、先生が丁寧に正解を書いてくださいます。「『子』は手があがって体も真っすぐではなくてこんな感じでしょ」とジェスチャー込みの説明には笑いの渦が。
漢字は昔の人が考えたものの形から作られているもの(どんな特徴があるかをとらえて作られています)と人間の形を使って様子を表すものがあります。14文字のクイズと復習テストをしてあっという間の45分間でした。
2学期から覚え始めた漢字ももうすぐ80字、2年生は160字、3年生は200字…小学校6年間で1,026文字、中学校3年間で1,110文字覚えるそうです。
たくさん本が読めるようになったり、お手紙書いたり、楽しんで漢字を覚えてください、とのお言葉をいただきました。
(by清)