2025年01月27日

◆ 1年生 漢字のなりたち

1年生は、台東区にある書道博物館館長の鍋島稲子先生から『漢字のなりたち』について学びました。校区にお住まいで、お子さんが松庵小の卒業生というご縁で書初めの授業を習った学年もある中、今回は漢字がいつ、どうやってできたのかを実物やクイズでとても分かりやすく教えてくださいました。

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中国からきた漢字ですが、3500年前にできたときは動物の骨(肩甲骨)に書かれていました。鹿の肩甲骨を見た子どもたちは大興奮です。3000年前には金属(青銅器)の内側に、2200年前に石になりました。「石が今でも見られるのは?」「お墓!」と元気のよい答えが返ってきました。その後、木→布→紙に書かれるようになりました。

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次に絵のような文字が黒板に貼られ、漢字のなりたちクイズが始まりました。
子どもたちの手がたくさん挙がり、一斉に答えます。「やまー!」大正解、先生が丁寧に正解を書いてくださいます。「『子』は手があがって体も真っすぐではなくてこんな感じでしょ」とジェスチャー込みの説明には笑いの渦が。

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漢字は昔の人が考えたものの形から作られているもの(どんな特徴があるかをとらえて作られています)と人間の形を使って様子を表すものがあります。14文字のクイズと復習テストをしてあっという間の45分間でした。

2学期から覚え始めた漢字ももうすぐ80字、2年生は160字、3年生は200字…小学校6年間で1,026文字、中学校3年間で1,110文字覚えるそうです。
たくさん本が読めるようになったり、お手紙書いたり、楽しんで漢字を覚えてください、とのお言葉をいただきました。

(by清)
posted by あん子応援団 at 00:00| 事務局からのお知らせ