2025年03月15日

◆ ありがとうでいっぱい

4月末に「はじまりの動画」で全校児童に向けて
「今年もよろしくお願いします」と挨拶をしたあん子応援団。
「ありがとうの会」で各クラスからのメッセージを受取りました。
工夫を凝らした一枚一枚は、
私たちの宝物です。

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笑顔と、涙がぽろり。
朝早くから駆けつけてくださった13のボランティア団体代表の皆さんで、
机に広げたメッセージを読みあったり、
メンバーにお知らせすべく写メを撮ったり。

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感動の余韻に浸ったまま、
連絡会をおこないました。
来年度に向けて、
教育委員会に提出する「活動計画」や「はじまりの集い」の動画について、
またポスターやブログの書き方について、
新しく導入される活動記録の方法について・・・
様々な事務連絡の後、
一年間の振り返りです。
嬉しかったこと、辛かったこと、
情報交換を行いリフレッシュ。

あん子のみなさんは基本+思考。
他の団体のアイデアも参考に、
来年はもっと楽しい活動に。
いいですね〜
生き生きと、幸せに、みんなで!
やっちゃう?あん子♡

(by花)


かわいい花さんのお知らせ

すべてのメッセージを会議室前の廊下に貼りだしました。
保護者・地域の皆様、登校した際には、
見にいらしてください。
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2025年03月12日

◆ 6年生 マナー講座

「もうすぐ中学生になる6年生へ
あいさつ・関わり マナーについて
いっしょに考えてみよう」

フリーアナウンサーで、
国家支度キャリアコンサルタントとして活動されている、
谷原博子先生に授業をしていただきました。

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マナーとは、
「社会生活を送るみんなが気持ちよく暮らしていくため、
変化しながら、個人を尊重し実行していくもの」
世情を反映し変化していくものなんですね。
そういえば、私たちがマナーだと思ってたのが、
何十年かたって違っていることもありました。

気持ちよく暮らす、には挨拶が大事です。
気持ちが伝わり、
相手を意識した挨拶をすることで、
人とのコミュニケーションがスムーズになります。
挨拶といってもTPOに応じた基本があります。
7つのポイントはなんでしょうか?
先生の説明はとても具体的で分かりやすい!
みんなで体験してみましょう。

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さらに、
中学生のコミュニケーション「かきくけこ」が紹介されました。
教科担任の先生や部活の先輩後輩など、
小学校生活とは異なる立場、関係が生まれます。
今まではだれにでも同じ言葉使いで通用していたかもしれませんが、
タメ口や学生言葉以外にも、
言葉のバリエーションを増やすことが必要に。
具体的なケースで考えてみました。

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最後は「はじめましてのコミュニケーション」
職場体験先での自己紹介に、
自信をつけるとっておきを伝授していただきました。
これは新生活すぐに使えるスキルです!!

考え方の道筋を提示してもらい、
回りの人と話し合い、
自分の意見を構築して発表する。
さすが6年生というべき質の高い授業が展開されました。

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授業を聞いていて、
2年生の町たんけんでのはじめてのインタビューや、
5年生での福祉「誰もがすみよい町つくり」で学んだ、
相手の気持ちを思い描くことの大切さ、
そんなひとつひとつが、
思い出されます。

6年間の様々な授業が、
社会へ第一歩を踏み出す6年生の、
本人も気付かぬ成長の糧になっているんだな。
なっていてくれたら嬉しいな。

谷原さんのはなむけは、
あん子応援団全員のはなむけです。

(by花)
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2025年03月08日

◆ 「科学を写真でふりかえろう」

今年のブースは全部で30個。

フリーブース(15分程度でだれでも回れる)20
予約ブース(45分で対象学年あり。じっくり取り組む)10
これは長年の経験上の黄金比。
更にスペシャルな「ショー」でしめくくり。

どんなブースだったら写真でみてみよう。

(by花)

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2025年03月06日

◆ 科学こぼれ話 D

いろいろな年代、性別、立場の人との関わり、
これも科学の祭典の醍醐味です。

今年は3つの大学から23人の学生さんが来てくれました。
6年生にとってはわずか6歳違いの学生さんもいます。

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運営する側の工夫や喜びも知ってもらいたいから、
いつか帰って来てね。
面白いことがたくさんつまったびっくり箱のようなこの場所へ。
自分が大事にされた宝箱のようなこの場所へ。

(by花)
posted by あん子応援団 at 15:20| 事務局からのお知らせ

2025年03月03日

◆ 1年生 6年生 国際理解教育

ピッポファミリークラブの方々にお越しいただき、1年生と6年生それぞれ別の時間で、
海外の生活について話を聞いたり、ゲームをしたりして、色々な言語に触れる機会を持ちました。

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今回来てくださったのは、アメリカ、フランス、韓国、タイ、ドイツ、メキシコ、 モンゴル、トルコの8か国に行ったことのある方々。

3択クイズでは、ヒンドゥー語で「こしょう」を何と言うか(答えは「ピリピリマンガ」)、中国語で「ふたご」を何と言うか(答えは「しょうぼうしゃ」)など、日本語に似た言葉があることも知りました。
実は6年生の中に中国語の話せる子がいるので、「ふたご」の答えはみんなこっそりその子を見て手を挙げていました。当然ほぼ全員正解し、何も知らないヒッポの方々がびっくりする場面もありました。

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タイのお話を聞かせてくれたのは、タイ人で日本に留学中の高校生、シンスさんです。タイはどんな国なのか、日本と違うところ、似ているところなど、日本語でいろいろと教えてくれました。初めて聞く外国の話に、こどもたちは興味津々でした。
質疑応答の際には、6年生がシンスさんに質問すると、言葉がちょっとむずかしかったのか、うまく伝えることができませんでした。すると周りの子たちが別の言葉に言い換えるなど助け舟を出してくれて、しっかり伝えることができました。

また、8か国に分かれて写真や動画を見せてもらいながら、それぞれの国について色々なお話を聞き、聞いた後でその話をみんなで共有しました。
実際にその国に行って見てきたお話は、とても臨場感があって興味深く、子どもたちはどのグループも前のめりでお話を聞いていました。

ゲームでは、まず全員で大きなひとつの輪をつくり曲に合わせて踊ります。曲が止まったら、ヒッポの方が自分の国の言葉で10数えるので、みんなで復唱しながらそれを覚えます。次にヒッポの方が好きな数字を1つ言ったら、その人数でまとまって座わります。残った人が負けですが、最後はヒッポの方の国の言葉で「がんばれー」のエールを送り終わります。途中、6年生の中国語の話せる子が急遽抜擢されました。中国語で10数えた後、好きな数字「10!」と言い、10人グループを作ろうとみんな奔走し、大盛り上がりでした。

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絵本でおなじみの「おおきなかぶ」。ヒンドゥー語で「バリバリサリジャー」と言うそうです。そしてかぶを抜くときの「うんとこしょ、どっこいしょ」は「エットゥーティンチャー」。
ヒッポの方々の寸劇をしてくれたのですが、物語が進むにつれ、観ていた子どもたちも「エットゥーティンチャー!」「エットゥーティンチャー!」と自然に声が出てきます。寸劇が終わると、やってみたいと手を挙げた子どもたちで寸劇をしました。1年生も6年生も突然の寸劇にも関わらず、上手に演じることができ感心しました。

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いろんな国があり、いろんな言語があり、似ているところやまったく異なるところもある。
少し年上のお兄さんやお姉さんの実体験を聞いたり、一緒にゲームをしたりすることで、遠い国のことを身近に感じることができました。

(by箱)
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2025年03月02日

◆ 科学のこぼれ話C

今年のニューブースのひとつ「もこもこ」

小さく切ったスポンジを尿素に浸し
(色をつけるときれい
家に帰って冷蔵庫で冷やすと あら不思議。
スポンジに結晶が。

保護者の方から経過報告(笑)いただきました。
「おわった後でも余韻をたのしめる仕掛け!
最高です」

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(翌日)

冷蔵庫を親子で覗いて観察してくださっているそうで、
まだまだ成長中とのこと。
化学ですね

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(2週間後)

みんなで科学を楽しもう!
コンセプトに合ってますOK!

嬉しいお知らせありがとうございました。

(花)
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2025年02月28日

◆ はじめてのラケット

杉並区主催の「すぎなみスポーツアカデミー」を
2月22日に体育館で実施しました。
主管である杉並区スポーツ振興財団は、
2年生の跳び箱など体育の授業にも、
専門講師を紹介してくださったいる団体です。

今回あん子応援団と連携して実施したのは、
「はじめてのラケット」
講師は、
コーチ日本テニス協会公認S級エリートコーチの肩書ももっておられる、
濱裕一郎先生です!

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ソフトバレーボールを使っての身体の動かし方の練習からはじまり、
最後にネットを挟んでのテニスボールの打ち合いまで、
楽しく汗をかきました。

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慶応大学硬式テニス部の学生さん方など、
10人のスタッフのみなさんにいらしていただき、
丁寧にまた個々に応じたレッスンを展開。
3〜6年の部では、
最後に硬球を使ったサーブ練習も!

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「次はいつですか?」
という声を聞かれるほど。
貴重な体験ができましたね
講師の濱先生はじめスタッフのみなさま、

ありがとうございました。

(by花)


かわいい花さんのひとりごと

「あん子さんはどうしていろいろな団体を呼んでこれるんですか?」
参観された保護者の方に聞かれました。
今回は校長先生を通じてあん子応援団に連携依頼をいただき実現しました。
担当の方のお名前を聞いてびっくり。
PTAだった頃(随分昔になりました)お世話になった方でした
結局は人とのつながりなんだなぁ。
posted by あん子応援団 at 10:00| 事務局からのお知らせ

2025年02月25日

◆ 科学こぼれ話B

去年からはじまったブース「しゅわしゅわ入浴剤を作ろう」
自分だけの入浴剤を手作りして
持って帰ることができるのだから人気も納得。

材料切れを反省点に、
今年は「次回は○時から」の札が下がりました。
それでも大人気。
終わり近くに来た1年生ができないことに。
講師の先生が、
2回目だった5年生男子グループに声をかけたところ、
快く譲ってくれました!!

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なんて優しい5年生。
講師の方は「感動しました」と早速耳に入れてくださいました。

褒められることの多い偉大な先輩6年生の前に、
プレッシャーもあるかな?と思っていたが学年ですが、
他者への優しさは強さであり頼もしさ。

今年一年間総合で「福祉」を学び、
他者の視点、思いやりを学んできたことも、
種を植えたのかもしれませんね。

福祉担当のコーディネーター、あん子のHさんにつたえたい〜と
思ったこぼれ話でした。

(by花)
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2025年02月23日

◆ 4年生 茶道体験教室

2月18日、4年生の茶道体験教室を行いました。

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この茶道体験教室も、私が関わって10年になります。体験する子どもたちは5年生から4年生に変わり、コロナ禍を経て体験の内容も少しずつ変わってきました。でも、周りの人を大切に想う心、設えられた空間で静かに集中する時間はしっかりと引き継がれています。

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講師の先生のお点前を身を乗り出すように見つめる子、真剣に茶筅を動かす子、今年も日常と違った静寂の中で先生方の想いをしっかりと感じてくれたのではないでしょうか。

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授業の最後には
「自分で点てたお茶は美味しかった」
「昔の時代を体験したような気分になった」
「お菓子とお茶が美味しかった」
「なぜ、お湯のポットを左手で持つの?」

など等、様々な質問や感想が飛び出しました。

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茶道体験授業開始から変わらず講師として子どもたちをご指導くださっている橋爪先生、風間先生、子どもたちがしっかりと授業に取り組めるようご準備くださった担任の先生方、前日の準備、当日の授業補助、片付けまでご協力くださったあん子の皆さん、ありがとうございました。

(by平)
posted by あん子応援団 at 14:39| 事務局からのお知らせ

2025年02月21日

◆ 科学こぼれ話A

科学の祭典は今年度9回目。
コロナの流行により2年間の中止や分散型などありましたが、
様々なブースが展開されてきました。

その中で初年度から実施され、
毎年リピーターを生むのが「葉脈標本のしおり作り」です。
これは松庵小の先生が担当するブースのひとつで、
ひいらぎの葉を使っておこなわれます。

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きれいで新鮮なひいらぎの葉を、
かかさず届けてくださるのが、
花ボラとしてもいつも沢山のご協力をいただいている石野さん。
今年は921枚!!

これもまた、
科学の祭典を成功に導く地域力。
支えているつもりだけど、
支えられてるね、私たち。

(by花)
posted by あん子応援団 at 15:47| 事務局からのお知らせ

2025年02月20日

◆ 朝の読みきかせ

3学期と各クラス1回ずつでしたが
読み聞かせボランティアが入りました。

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子どもたちの表情を写真でお見せできないのが残念。
食い入るような真剣な顔は、
授業でも休み時間でもみたことがない、
好奇心な塊のような表情なんです。
読み手の言葉ひとつももらさず、
感情を吸い取るような
あどけなくもあり思慮深くもある、
ひとりひとりが隠している、
壮大な宇宙を垣間見るような・・・

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「いつも落ち着かない子どもも、
ずっと聞いていたのでは驚きました。
私も豊かな時間を過ごせました」
「子どもたちがどんどんにじり寄っていきました」
など先生方から感想が届きました。

これで読み聞かせボランティアの活動は終了です。
一年間に学年で読まれた本をまとめ、
3月に児童に配付します。
保護者の方はお楽しみに。
来年度も短い朝の時間を大切にしたいと思います。

(by花)
posted by あん子応援団 at 11:50| 事務局からのお知らせ

2025年02月19日

◆ 科学こばればなし@

科学の祭典連休明け、
1年生の先生からこんなメッセージが届きました。
「科学の祭典の後、
今日のことを日記に書いたのですが
こんな文章があったので、お伝えしたくて・・・
楽しかったこと、説明してもらったのが分かりやすかったことを書いた子は
たくさんいたのですが、
1年生なりに気付いた子がいたことが
ちょっと嬉しく伝えたくなりました。
準備片付け ありがとうごさいました」

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その日記がこちら

『あん子さんや おてつだいをしてくれた人は
ほんとうにありがとうございました。
じぶんも ともだちも たのしめて、うれしかったです。』

嬉しい嬉しい日記をどうもありがとう。
裏方の人たちのことをちゃんと見てくれて、
ありがとう。

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そしてそれを共有したいと言ってくださった先生、
ほんとうにありがとうございます。
学校と私たちが協働していることを実感できるひとときでした。

(by花)
posted by あん子応援団 at 14:11| 事務局からのお知らせ

2025年02月18日

◆ ユニバーサルデザイン

5年生は、総合学習「誰もが暮らしやすい町づくり」で、これまで高齢者福祉、障がい者福祉と、いろいろな立場の方々がいることを学んできました。
今回のユニバーサルデザインの授業では、高齢の方や障がいをお持ちの方だけではなく、私たちにとっても安心安全で使いやすいもの、誰にとってもわかりやすいものについて学びました。

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教えてくださったのは井上尚子先生です。
字が読めない子どもや外国人にもわかるピクトグラムは、駅や公共施設でよく見かけるようになりましたし、お菓子や醤油などの袋の開け口が、どこからでも開けやすいようにマジックカットになっているものも増えました。障がいのあるなし、年齢、性別、国籍に関係なく、誰にとってもやさしいもの、それがユニバーサルデザインです。
私たちの身近なところに、ユニバーサルデザインがたくさん採用されていることがわかりました。

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また、ユニバーサルデザインは時代と共に進化しています。水道の蛇口をひねるには、それなりに力がいりますが、今はセンサーで蛇口に触ることなく水を出すことができるし、部屋の照明は「アレクサ、電気を消して」と言えばスイッチに触ることもなく消すことができるようになりました。
世の中の多様化が進むにつれ、ユニバーサルデザインはますます進化し続けるのではないでしょうか。

授業の後半では、レストランの絵を見ながら、どこがユニバーサルデザインで、誰にとって使いやすくなっているかを考えるグループワークをしました。
車いすの方が使うスロープは、ベビーカーにも便利だし、レジの金額表示は、耳の聞こえない人だけではなく、言葉のわからない人にもわかりやすい。
特定の人だけではなく様々な人にやさしいところをたくさん見つけることができました。

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この後は「誰もが暮らしやすい町づくり」のまとめをするそうですが、町のジオラマを作りたい!という意見もでているそうで、どんなステキな町ができあがるか楽しみです。

井上先生、ありがとうございました。

(by箱)
posted by あん子応援団 at 08:00| 事務局からのお知らせ

2025年02月17日

◆ 5年生 まなぼう教室

1月25日 野村ホールディングスの出前出張授業で講師をお招きし、輸入体験の授業をしていただきました。
まずはオリジナルのテキストを使って世界の通貨について学びます。

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私たちが日本で使っているお金の単位は円ですが、国ごとあるいは地域ごとに単位の違うお金が使われています。
ドル・元・ルピー・ルピア・オーストラリアドル・ユーロ・ポンド………

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違う単位のお金のやりとりをする時の交換比率のことを「為替レート」と言います。
他の国の通貨と比べて日本の「円」の価値が高くなることを「円高」
反対に他の国の通貨と比べて日本の「円」の価値が低くなることを「円安」と言います。

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難しい言葉が続きますが、頑張ってついていきます。

次は、みんながトヨタ自動車やニトリの社長になったつもりで輸出や輸入において「円高」「円安」のシミュレーションをしました。
1ドル10円の時と1ドル100円の時では同じものの取引でも大きな違いが出てくることがわかります。

ここまでくると感覚的に「為替レート」「円高」「円安」がつかめてきます。

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最後に、ゲームの中で輸入体験。
サイコロを2個ふって出た数の合計の数字によって為替レートが「円高」「円安」になるルールです。
為替レートは10回変動します。

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自分でタイミングを判断し、アメリカから消しゴムを買い付けます。買い付けのチャンスは3回。

「あーさっき買っておけばよかったー!」と思わず声があがります。
これこそが体験の中で為替を理解してくれた証拠です。

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今日の授業で、今後ニュースで聞く「円安」「円高」「為替」という言葉がより身近なものになったことでしょう。

そして、生活につながる事象の一つとして興味を持ち、経済を考える一つのヒントとしてほしいです。

(by中)
posted by あん子応援団 at 22:00| 事務局からのお知らせ

2025年02月16日

◆ 地域安全マップ作り

3年生は2学期から、インストラクターの中尾先生に地域安全マップとは何かを学び、フィールドワークを経て、白地図に「危険な場所」「安全な場所」をしっかり落とし込み、それぞれの地域安全マップを完成させました。
そしてこのマップについて、1月の学校公開で保護者の方にプレゼンしました。当日は中尾先生にも全部の班のプレゼンを聞いていただきました。

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班ごとに作ったプレゼン資料は、マップをタブレットPCに取り込み、フィールドワークで撮ってきた写真を載せたりクイズ方式にしてキーワードを際立たせたり、とても上手に作成されていて、中尾先生からも褒めていただきました。

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最後の講評では、危険な場所には近づかない、いかない。どうしても通らなければならないときは、誰かと一緒に行く。どうしても一人で通らねばならないときには、自分にバリアを張って、防犯ブザーを手に持ち、前後左右を確認しながら十分に気をつけて通る。警戒している姿を見せることで、悪い人が近づきにくくなるよ、と教わりました。
そして後日、今度は2年生に向けても、プレゼン資料を見せながら地域安全マップについて教えてあげる機会を持ちました。
保護者や周りのより多くの人と危険な場所を共有することで、子供たちの安全がさらに守られていくと思うし、地域としてもよりよい町づくりにつながっていくと感じました。

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中尾先生、ありがとうございました。

(by箱)
posted by あん子応援団 at 14:00| 事務局からのお知らせ

2025年02月15日

◆ 科学って面白い

2月8日土曜日
子どもたちの登校は早かった!!

西門からはミニホースを載せた農工大のトラック。
8時には講師のみなさんが、
その後保護者や地域のサポーターも続々登校。
今年は漸くコロナ前に戻り、
30の実験ブースが設営されました。
しかも半数近くが去年と違うブースです。

あん子応援団事務局ではじめた夏からの長い準備機関。
担当の先生方、外部講師との打ち合わせを何回も経て、
当日を迎えました。

子どもたちは自分で選んで実験に取り組みます。
目をキラキラさせて、時に真剣な表情で慎重に。
「次はどうにいく?」「予約の時間だ」
「○○は並んでたよ」

笑顔満開、実り豊かな時間と空間を、
子どもたちは勿論、沢山の人と共有することができました。

東大CASTの皆さんの、
分かりやすく、親しみやすく、
子どもの好奇心をそそる趣向を凝らした内容と運び、
「光の科学ショー」でフィーナーレ。

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杉並区教育委員会からも、
4人の方が見にいらっしゃいました。
「児童も大人もみんなが楽しそうで素晴らしい取組ですね」
教育長 渋谷先生の言葉が、
科学の祭典の一番素敵なところを表現してくださいました

本校の先生方を除く大人の数は152人。
講師、サポーターの皆様のお陰で松庵らしい体験が可能となりました。

子どもたちの希望をとりいれて、
準備や運営の柱になってくださった、松庵小の先生方、
ありがとうございました。
本校は「地域運営学校(コミュニティスクール)」です。
協働するって、こういうことじゃないかな。

沢山の写真を精査中です。
しばらくお待ちください。

(by花)
posted by あん子応援団 at 08:00| 事務局からのお知らせ

2025年02月07日

◆ 2年生 だじゃれの授業入門編

1/25の土曜授業
2年生の教室に
ダジャレンジャ− ミッチー がやってきました!
"日本だじゃれ活用協会" の大久保 通博先生 です。

授業の冒頭
「今日はダジャレンジャ− ミッチーと呼んでください!」
と、始まりました。
子どもたちが、緊張せず、
積極的に発言できるような場にするためだと感じました。
(私も今回はミッチーと呼ばせていただきます)

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だじゃれについて教わってから、
班対抗戦を行いました。
ミッチーが出題したお題に答える「だじゃれクイズ」
もう一つは、
1つの言葉から、制限時間内にどれだけ "だじゃれ" を作れるかの
数の勝負「だじゃれ玉入れ」。

班ごとに一生懸命話し合い、
正解を模索していきます。
けれど、ミッチーの用意している答えは一つではありません。

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だじゃれとは
「同じか似た音の言葉をかけて遊ぶ 言葉遊びです」と習いました。
そうです、答えは無限にあるのです!
子どもたちの答えはほとんど正解です。

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"だじゃれ" や、"クイズ" という雰囲気や、
ミッチーの
「正解は1つではない」という言葉もあり、
子どもたちはリラックスした様子で友だちと話しながら
手をたくさん挙げて発表していました。

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笑いの絶えない授業でした!

ミッチーが最後に
「だじゃれを楽しむためにはたくさんの言葉を知ることです。
そのためには、
 @本をたくさん読むこと。
 A家族や先生、友だち、色々な人とたくさん話しをすること。
 そして、覚えた言葉を どんどん使いましょう!」

と、おっしゃっていました。

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今日の授業が、
本を読んだり、たくさんの人との会話を楽しむきっかけになれば
いいなぁと思いました。

(by三)
posted by あん子応援団 at 12:54| 事務局からのお知らせ

2025年02月03日

◆ 科学の祭典まであと・・・

わくわくの集大成、
科学の祭典は2月8日!
今年も多くの講師の先生方、
保護者、地域のサポーターに支えられ、
準備万端です。

今年のブースは30種類。
しかも東大CASTの皆さんによる「科学ショー」

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楽しすぎて、面白すぎてどうしよう。
みんなの身近に科学はあるよ。
みんなの毎日に「?」の種がたくさん。
それを探しに 学校においでよ。
大人も子どもも一緒にみつけよう。

(by花)
posted by あん子応援団 at 12:12| 事務局からのお知らせ

2025年02月02日

◆ 美術鑑賞教室 4年生

図工の先生から「今日の図工は美術鑑賞教室です。アートわっかの皆さんが来てくださいました。」

「美術鑑賞教室って何をすると思う? 今日は世界中のいろいろな時代の美術作品ををアートカードにしてみんなに見てもらいます。かたくるしいタイトルだけど自由に感じたことを話し聞く授業です」とアートわっかの方からの説明。

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1.まずよ〜く見て観察します。
2.次に見て思ったこと感じたことをたくさんおしゃべりします。
3.そしてお友だちのおしゃべりをたくさん聞いてください。正解も間違いもありません。

「おしゃべりは得意!」と子どもたちから声があがりました。
5〜6人のグループに分かれ黒板やホワイトボードに貼られた10枚のアートカードの前に座ります。
参観の保護者の方々も子どもたちの後ろから様子をみます。
この中から気に入った1枚とその理由を教えてください。「このおじさんの絵。ひげが気になった」「この絵の、このひだのところがすごいから」一人一人が少しづつ発言していきます。

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次は絵と絵の共通点を探してみよう。「この緑とこっちの緑色が同じ」「両方とも水がある」 
3枚に減らして今度はどうかな? 発言しない子にもうながす。「こことここのかたちが似ている」「日本っぽいところ」「ほんとだ!」友だちの発言に新しいことに気が付く。

最後に一枚の大きな岡本太郎の不思議な絵を見ます。
1分間じっくり見て。近くに寄ってみてもいいですよ。絵の前に集まって覗き込みます。
さまざまな意見が出るようになります。
「人が食われている」「生態系かな」「魂の保存庫」自由に思ったことを口にします。乗り出して指さす子どもも。あっという間に時間が過ぎていきました。

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授業が終わった後もアートわっかの皆さんは振り返りの意見交換。
担任の先生からは、普段より緊張していたのかおとなしかった。教室では見られない子どもたちの顔が見られた、との感想もいただきました。

これはコミュニケーションの基本を体験する授業です。物事をよく観察し自分で感じたことを言葉で表現して伝えること。人の話しを良く聞いて自分の意見も深めて考えること。
SNSの伝聞が多い時代、自分で見て考えるということがより大切になってきます。
どこかで今日の経験が生かせたらと感じました。

アートわっかの皆様、長い時間ありがとうございました。

(by 源)
posted by あん子応援団 at 15:22| 事務局からのお知らせ

2025年01月31日

◆ 3年生 姿を変える大豆

3年生は
"姿を変える大豆" という
国語の授業で、
大豆の種まきから
収穫までを行ってきました。
そして、この日は
大豆を豆腐に変える体験授業です。

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まず、子どもたちは
4〜5人の班に別れ、
豆乳を煮立てて、
にがりを加える作業を行いました。

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初めて火を扱う授業です。
慎重に、温度を計りながら
鍋の中の豆乳が
焦げないように順番に混ぜ、
声を掛け合い、協力して
作業を進めていました。

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豆乳が固まる15〜20分の間で、
栄養士の先生方が、
乾燥した大豆から豆腐が出来るまでを、
段階ごとに材料を差し替えながら
見せてくれました。

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一晩浸けた大豆をミキサーで潰し、
濾して豆乳とおからに分けます。
にがりを加え
子どもたちが毎日飲んでいる
牛乳のパックを、
水分が抜けるような容器にして、
流し込み固めるまでです。
子どもたちは、
歓声をあげたりして
前のめりで見ていました。

2025-0123豆腐3年生6.jpg

先生が質問をすると、
水で戻すと枝豆の形に似ていることや、
濾して残った物がおからだと
思い出すように答えていました。

2025-0123豆腐3年生5.jpg

いよいよ試食です。
鍋の蓋を開ける時は、
みんな固まっているか
ドキドキしていたようです。
カウントダウンをして
蓋を開けている班もありました。
出来上がりは、
トロトロとした物が少しある
汁のような状態です。
想像とはちょっと違ったでしょうか…

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そのものの味を
味わってほしいということで、
醤油などかけずに食べました。
おかわりをする子、
なかなか箸が進まない子様々でしたが、
味のことや
お店で売っている豆腐のことなど、
色々な感想を言い合っていました。

一年かけて勉強してきた大豆の集大成。
安チエ、ヒ。「ウレ、キ、ッウリ、ル、ソ、ホ、マ、
栄養士の先生方が、
子どもたちの豆腐作りの
準備はもちろん、
本格的な豆腐作りを
時間内に分かりやすく
見せてあげられるようにと
試行錯誤し、長い時間をかけて
準備をしてくださった
おかげだと思います。

本当にたくさんの食品に
姿を変える大豆
その万能ぶりを私も
再認識いたしました。

(by 三)
posted by あん子応援団 at 14:23| 事務局からのお知らせ