家庭学級「本が広げるあなたの世界〜1冊の本からすべての本へ〜」第2弾は、「わたしの図書館」として済美教育センターの田中共子さんに講演をお願いしました。

田中さんは長年杉並区の図書館で活躍され、現在は済美教育センターの学校図書館支援担当という学校図書館の強い味方でいらっしゃいます。地元・宮前図書館開館当時のスタッフでもある田中さんから、当時のエピソードもまじえ、親子で図書館をつかいこなす方法についてお話しいただきました。
・読書や調べものに図書館を使うだけでなく、調べ方がわからない時も図書館に行って図書館の人に聞いてみましょう。本と人をつなぐ人がいるのが図書館です。
・本をめぐって親子の会話をしましょう。子どもが今読んでいる本を知っていますか?親が好きだった本を教えてあげましょう。
・学校図書館に関心を持つことは、子どもの成長に関心をもつことです。学校には先生や友だちの影響や、本を読む雰囲気など、本を読むきっかけがたくさんあります。
・読書の習慣はどんな資産より生涯にわたって役立つ子どもへの大きな贈り物です。物語の世界で心の体験を積むことができます。親にできることは読書が日常的で自然なことだと感じさせてあげることです。
当日は松庵小保護者、あん子応援団だけでなく、区内小中学校のボランティアの方、読書や図書館に目を向けていらっしゃる地域の方も参加され、田中さんのユーモアあふれるお話に、時には笑い声も上げ、熱心に聞き入っていました。
講演の後、参加者の利用法や子どもの読書で気がかりなことについて話しあいました。

◇図書館をこんなふうに利用しています。
・ 新聞の読書欄で紹介された本を公共図書館で借りて読んでいます。
・ 区立図書館で何百人もの予約順待ちの本は、ネットワークにはいっていない区民センターの読書コーナーで意外に早く借りられることがあります。(※センターによって違いがあります)
・ 図書館では子どもに読みたい本を自由に選ばせます。親は読ませたい本を10冊くらい借りて、「読んでもいいよ」と置いておきます。
・近所に図書館から200冊(2ヶ月)の団体貸出を受け、子どもたちに読ませてくださる方がいます。
◇うちの子の読書の気になるところ
・豆知識や雑学の本ばかり選んで、物語の読書をしません。
・偉人伝などを読んで欲しいが、お話の世界にばかり夢中になって、興味を見せません。
・マンガは読むのですが字の本を読もうとしません。
田中さんからは「大丈夫、お子さんの好きなものを否定しないで」という温かい言葉をいただきました。
後日、メッセージを頂戴しました。
世の中がこんなに変わっても、親心は不変だなと、しみじみ思いました。物語を読む子にはノンフィクションも。図鑑に夢中な子には読み物を。マンガが大好きな子には読みごたえのある本を読ませたい。
でも、もしあなたのお子さんが活字ぎらいだったら?「どんな本でもいいから手にとってほしい」と思うのではないでしょうか。あるがままの“うちの子”を認めてあげて!それから母の期待をそっとなげかけてみましょう。
田中さん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
家庭学級第3弾は、2011年1月18日(火)杉並第三小学校図書サポーター・藤田身和子さんの修理講座です。
posted by あん子応援団 at 19:07|
図書ボランティア