1月25日 野村ホールディングスの出前出張授業で講師をお招きし、輸入体験の授業をしていただきました。
まずはオリジナルのテキストを使って世界の通貨について学びます。

私たちが日本で使っているお金の単位は円ですが、国ごとあるいは地域ごとに単位の違うお金が使われています。
ドル・元・ルピー・ルピア・オーストラリアドル・ユーロ・ポンド………

違う単位のお金のやりとりをする時の交換比率のことを「為替レート」と言います。
他の国の通貨と比べて日本の「円」の価値が高くなることを「円高」
反対に他の国の通貨と比べて日本の「円」の価値が低くなることを「円安」と言います。

難しい言葉が続きますが、頑張ってついていきます。
次は、みんながトヨタ自動車やニトリの社長になったつもりで輸出や輸入において「円高」「円安」のシミュレーションをしました。
1ドル10円の時と1ドル100円の時では同じものの取引でも大きな違いが出てくることがわかります。
ここまでくると感覚的に「為替レート」「円高」「円安」がつかめてきます。

最後に、ゲームの中で輸入体験。
サイコロを2個ふって出た数の合計の数字によって為替レートが「円高」「円安」になるルールです。
為替レートは10回変動します。

自分でタイミングを判断し、アメリカから消しゴムを買い付けます。買い付けのチャンスは3回。
「あーさっき買っておけばよかったー!」と思わず声があがります。
これこそが体験の中で為替を理解してくれた証拠です。

今日の授業で、今後ニュースで聞く「円安」「円高」「為替」という言葉がより身近なものになったことでしょう。
そして、生活につながる事象の一つとして興味を持ち、経済を考える一つのヒントとしてほしいです。
(by中)
posted by あん子応援団 at 22:00|
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