5年生 総合的学習「誰もが暮らしやすい町づくり」
松庵小学校では、5年生が1年を通して福祉について学んでいます。1学期は高齢者福祉です。
まずはじめに、高齢者疑似体験をしました。社会福祉協議会から高齢者体験キッドをお借りして、視野を狭めるゴーグルやヘッドフォン、錘を身につけて校内を歩き、年を取ると体にどのような変化が現れるかを疑似体験しました。子どもたちからは「おじいちゃんおばあちゃんが、腰が痛いとよく言っている気持ちがよく分かった。」「よく見間違えをする理由がわかった。」などの感想が届きました。
その体験をふまえ、後日、認知症サポーター養成講座を受講しました。
日本はすでに超高齢社会となっており、人口の29%が高齢者です。高齢者の5人に1人は認知症にかかると言われています。
認知症とはどのような病気なのか、家族が認知症になったら、または認知症の人に出会ったらどう接したらいいのかを考える授業です。
講師はケア24西荻の黒松さん、鈴木さん、長谷川さんです。また民生委員と地域協力員10名の方々にもご協力いただきました。

まずは高齢になると、心や体はどのように変化していくのかについて教わり、そして認知症という病気のメカニズムについても学びました。
認知症にかかると物事をすぐに忘れてしまい、同じことを何度も繰り返し聞いてしまうことがあります。そのようなときの対処法について、
寸劇にしてわかりやすく説明していただきました。
認知症という病の特徴を正しく理解することで、まちがった対応をすることなく、 穏やかなやさしい気持ちで接することができるようになるということです。

講座の後半では、グループに分かれてロールプレイをしてさらに理解を深めました。
道に迷った高齢者と遭遇したという設定で、どう接したらよいかを一人一人が体験し、それぞれの対応についてどうだったかを話し合いました。
子どもたちからは、同じことを何度も聞かれるとイライラしてしまったり、答えるのが面倒になったりするけれど、認知症という病気がそうさせるのだとわかったから、落ち着いて対応できそう。自分はまだ子どもで力になれないかもしれないから、すぐに大人の人に助けを求めようと思う。などの感想が出ました。


確かに、町で出会った人が認知症なのかどうかを見極めるのはむずかしいことだし、知らない人に話しかけるのは怖い気持ちもあると思います。無理をする必要はありません。でも、もしかしたら…と思ったときに知らん顔をするのではなく、近くの大人に知らせることが大切ですね。その思いやりが、誰かのピンチを救うことにつながるかもしれません。
ケア24の皆さま、民生委員・地域協力員の皆さま、ご協力ありがとうございました。
(by箱)
posted by あん子応援団 at 13:00|
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