2024年11月06日

◆ 3年生 地域安全マップ作り

今年も地域安全マップを作成するため、まずはインストラクターの中尾清香先生から、地域安全マップとは何かについて学びました。
不審者を外見から見極めることは不可能ですが、不審者が好む危険な場所を特定することは可能です。
不審者の好む場所がわかれば、そこには近づかない、1人で行かない、注意深く通る等の対策ができます。
地域の地図に、不審者の好む危険な場所を書き込んでいくのが、この地域安全マップ作りです。

キーワードは「入りやすくて、見えにくい」

不審者の好む入りやすい場所とは、簡単に子どもに近づける場所を指します。見えにくい場所とは、人の目がない場所や見て見ぬふりをされやすい場所を指します。
例えば、ガードレールのない道は、車で簡単に子どもに近づくことができるし、ゴミが散乱しているような公園は見て見ぬふりをする人が多いと考えられ、
不審者が好む危険な場所と言えます。
中尾先生の授業では、絵やクイズなどを取り入れて、わかりやすく楽しみながら危険な場所や安全な場所を理解させてくれました。

この授業をふまえ、11月の頭に、フィールドワークを行いました。
主に自分の住んでいる地区をグループごとに担当し、地図を持って、写真を撮りながら回りました。

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「塀が高くて、家の人からこの道は見えないね。だから危険だね」
「この公園は周りにたくさん家があって、窓がこちらを向いているから安全だね」
中尾先生に教わったキーワードに沿ってきけんな場所や安全な場所を確認していました。

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子どもたちと一緒に地域を回りましたが、この地域は比較的危険な場所は少ないかなと思いました。
壁の落書きなども年々減っている気がしましたし、公園や通りもきれいでしっかり管理されていると感じました。

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危険な場所を探すよりも、安全な場所=ピーポくんの家や犯罪抑止のシールや札を掲げた家、防犯カメラ等を探す方が容易でした。

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また、フィールドワークをするにあたっては、たくさんの保護者と地域の方々に付き添いをして安全の見守りをしていただきました。
3学期にはまた中尾先生をお招きして、保護者の方々にも子どもたちの作ったマップの成果を見てもらいます。
地域で子どもたちを守っていくためにも、たくさんの人に知っていただきたい授業だと思っています。

(by箱)
posted by あん子応援団 at 14:30| 事務局からのお知らせ

2024年11月05日

◆ 読書旬間

松庵小には昔から素敵な取組があります。
それは「読書旬間」
約2週間の期間中、
朝の読み聞かせや
児童の図書委員会の取組が行われます。

本校では、
人の話を聞くことができ、
自分の頭と心で理解して、
自分自身の考えや気持ちを構築していくこと、
を大切なことの一つとしています。
それに効果があるのが、
読書の習慣です。

苦手な子どもも得意な子どもも、
それぞれのリズムで取り組めるよう、
様々な仕掛けをしていくことが必要なんですね。

あん子応援団では、
読み聞かせボランティアが教室を訪問しました。

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連携しているのが、
給食!!
本の中に出てくる料理やお菓子が取り上げられ、
給食室前には掲示が・・・

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図書ボランティアも図書室を飛び出して、
お手伝いしました。

次はいつかな?

(by花)
posted by あん子応援団 at 16:00| 事務局からのお知らせ

2024年10月31日

◆1年生 芽をだすのはどんな花?

半年前に入学してすぐから、
育ててきた朝顔。
お世話のかいあって、
個性豊かな彩りの花を咲かせました。

先週、花のおわった鉢から支柱やつるをとりました。

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今度はそこに肥料をまぜた土を盛って、
球根をうえます。
次の春が待ち遠しいです。

支柱やつるを抜くのも、
球根を植える作業も、
お手伝いいただいたのは、
花ボラをはじめとするボランティアさん。

支える手があることで、
担任の先生も子どもたちも、
これがやりたいが即実現。
松庵小のあん子システム。
あなたの手も繋いでくれませんか?

(by花)
posted by あん子応援団 at 09:00| 事務局からのお知らせ

2024年10月30日

◆ 花と緑のボランティア

10月26日(土)
今回の活動では、花壇の草取り後クワでたがやして肥料を混ぜて、菜の花の種をまきました!
いい土ですくすく育った菜の花が春にきれいに咲きますように・・・

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次回は11月7日(木)中休みに子どもたちと花の苗を植える予定です。
どうぞよろしくお願いします。
posted by あん子応援団 at 12:30| 花と緑のボランティア

2024年10月25日

◆ 2年生 図書館たんけん

1学期から継続して取り組んでいる、
2年生の町たんけん。
2学期も各施設店舗にグループで訪問する予定です。

その前に、
読書好きの子どもたちが大好きな、
宮前図書館にクラスごと、
お邪魔しました。

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馴染みのある子どもも多い、
絵本や児童書のコーナーや中二階の特設室、
2階の大人のコーナーや調べものをする部屋。
そして、殆どの子どもたちがはじめての3階!
中高生が黙々と勉強している姿が見られた学習室。
図書館の人しか入れない「禁帯図書保管庫」。
最後は講座室でお話と質問の時間です。

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52年を迎える宮前図書館の蔵書は12万冊弱。
子どもに人気に本についても教えていただきました。
多い日は1000人の来館があるそうです。

来館した方と見つけられない本を一緒に探したり、
ありがとうと言われたり、
こんな本が面白かったという感想を聞いたり、
そんなときにやりがいを感じるとおっしゃってました。
また宮前図書館ならではの工夫は、
五感で季節を感じられるようにしていること。

たとえばすず虫や蛍を飼っていて、
すずやかな環境で読書できるように配慮されています。

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町で身近に働く人の言葉、
心に届いたかな?

他の方の迷惑にならないよう、
気をつけてたんけんできたね。

(by花)


かわいい花さんの「チョコあん」

今回は「チョコあん」経由で募集した保護者の方も
ボランティアとして同行していただきました。
少数の方にお願いをしたい場合は、
クラス全体に声をかけるのではなく、
チョコあん登録者にだけお声かけしています。
興味のある方は登録してください。
他の学年の授業でも参加できます。
posted by あん子応援団 at 08:00| 事務局からのお知らせ

◆ ランドセルは海をこえて

SDG'sを学ぶ4年生のところに、
写真家の内堀タケシさんが来てくださいました。

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使用済みランドセルをアフガニスタンに送る活動に同行し、
写真を撮っておられます。
去年まで国語の教科書に掲載された、
「ランドセルは海をこえて」の筆者です。

迫力のある写真に囲まれて、
2024年の2024年前はどういう日ですか?
という問いかけからスタート。
ケーキを食べる日、プレゼントをもらう日、
誰かの誕生日・・・
などと無邪気に答える子どもたちは、
キリスト教暦で2024年なのだと聞いても、
ぴんとこない様子です。
「イスラム教では1445年なんだよ」
と言われてもきつねにつままれたような顔をしていました。

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自分があたりまえだと思っていること、
世界がすべて自分中心に動いている、
まずそこが違うのだと、
世界の多様性を語るところから子どもたちは内堀ワールドに引き込まれていきました。

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後半は気になった写真に付箋をはり、
そのわけを発表します。
好きでも嫌いでも、
どう感じたのかを話します。
それに対して内堀さんが説明をしたり、会話をしながら、
子どもたちの考えを深めていきました。

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最後は自分が目にした世界の貧困の現実について語ってくださり、
いたく感銘をうけた様子でした。
その日給食の残菜は殆どなかったそうです。

子どもたちの感想は・・・
「今の世界の事実を(いつか自分で)本に表したい」
「あたり前が当たり前でないことを知った」
「フードロスはロスではないという言葉が印象に残った」
「女性が家族以外の男の人に肌を見せては行けないというのはおかしいと思う」
「どういう思いで写真を撮っているのかがわかった」

授業を受ける前のあなたと、今のあなたは少し違ったんじゃない?
そんな思いをいだきます。

(by花)


かわいい花さんのSpecial thanks

総合学習室を写真展の会場にするため、
搬入搬出に10人を超える地域ボランティアがお手伝いをしてくださいました。
こういう裏方の仕事なしには、
意義ある授業はなりたちません。

校外学習の付添いもしかり。
松庵小の子どもたちは幸せです!
posted by あん子応援団 at 08:00| 事務局からのお知らせ

2024年10月21日

◆ 創立73周年記念給食

10月20日は松庵小のお誕生日。
18日の給食は特別メニューでした。

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この日行われたのが「学校給食運営協議会」
教育委員会やP協から他校のPTA役員の方、
本校のCS委員長や職務代理、学校支援本部、PTA役員が試食しました。
校長先生や副校長先生とともに、
栄養士の説明を聞き、
調理のチーフや委託業者さんも交えて、
意見交換が行われます。

安全で美味しい松庵の給食が、
栄養士や調理員さんをはじめ、
沢山の努力と心配りで保たれていることが分かり、
あらためて感謝するひとときでした。

今年度はPTAが主催する試食会の他、
未就学児保護者向けの試食会を開催します。
6年ぶりとなる試食会は一週間で定員に達し、
席を増やしての開催となります。

そろそろメニューが決まるとのこと。
楽しみ 楽しみ

(by花)
posted by あん子応援団 at 16:00| 事務局からのお知らせ

2024年10月17日

◆ 1年生さつまいものつるでリース作り

さつまいものつる?
適度にしなやかで丁度よいのです。

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1年生がリースの土台を作りました。
使うのは給食で出た「トマト缶」
大きさが丁度よいのです。

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2人一組でお互い手伝いながら、
幾重にも巻きつけてそれを縛って作ります。
つるは一本一本個性があり、
自分で考えながら巻いていくのですが、
なかなかの難行。
あん子ボイランティアが手を添え声かけサポートします。

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実は前日夕方、
担任の先生と別のあん子ボランティアが、
岸野さんの畑につるをいただきにリヤカーで行きました。
これがまた大仕事。

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切って日がたつと水分がなくなるので、
すぐに作業しなければなりません。
大雨が降って予定が変わるなど二転三転ありましたが、
無事リースの土台ができました。

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どんな飾りをつける?
個性豊かなできあがりが楽しみです。

(by花)
posted by あん子応援団 at 16:21| 事務局からのお知らせ

2024年10月16日

◆ 3連休明けの登校日

今秋は連休が続いたね。
お休み明けの学校は、
楽しみ、という人もいれば
ちょっと心と身体が疲れたよ、
という人もいるはず。

そのときにこんなメッセージ、
いいな。
教室がみんなの居場所になるね。

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1年生の教室で。

(by花)
posted by あん子応援団 at 08:00| 事務局からのお知らせ

2024年10月01日

◆ 3年生 スーパーマーケット見学

3年生が社会科の学習で、
9月19、20日に「スーパーマーケット オオゼキ西荻窪店」のご協力を得て
クラスごとに見学をさせていただきました。

お店に到着し、ご挨拶をしたら
店内とバックヤードに分かれて
いざ見学開始です!

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館内放送や電子広告で
松庵小の児童がオオゼキ探検中であることを
知らせる館内放送や電子広告が流れます。
子どもたちは喜んだり、照れ臭そうにしていましたが
松庵小の代表として責任は重大です!

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店内では、
まず、店頭に置いてある商品には、どのような意味があるのか?
目立つ場所には、どのような商品が並べられているのか?
商品のより素敵な見せ方は?
お店の工夫はたくさんあります。
班ごとに店内を回らせてもらい
考えをめぐらせていました。

バックヤードでは、
魚を捌いてお刺身にしているところや、
かたまり肉を機械に入れてミンチにするところを見せていただきました。

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目の前でパック詰めされたものが
お店に運ばれて行くのを見て
「売れますように」と言っている子どももいました。
また、マイナス20度の冷凍庫にも入らせていただきました。
外は30度を越す暑さ
半袖のTシャツを着ている子どもたちには
かなりのギャップだったでしょう。

最後に、店長さんや副店長さんに質問をして
いろいろな疑問について教えていただきました。
初めて知ることに
目を輝かせて聞いている姿がとても印象的でした。

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二日間にわたり
大変貴重な体験をさせていただいた
オオゼキ西荻窪店の皆さま、ありがとうございました。

また、引率のボランティアの皆さま
ありがとうございました。

みんな口々に
おうちの方とまた買い物に来たいと言っていました。
各コーナーで
“お店側の視点”を聞けることでしょう。

(by三)
posted by あん子応援団 at 20:06| 事務局からのお知らせ